次に前回のブログでご案内した項目3つ(1.英作文の「型」を身につける 2.毎日の学習の中で英作文の時間を確保する 3.普段の日常から英作文の訓練をする)のうちの2についてお話します。
1日の英語の学習時間をどれだけとれるかにもよりますが、英作文については1時間程度の確保が望ましいと思います。それは1日1つのテーマについて英作文を書くのに約30分の時間が必要であり、その後の修正や確認、課題の抽出や今後の対策などを含めると1日1時間はかかるからです。英作文対策をはじめて最初のころは作文に慣れることができなかったり、与えられたテーマへの対応に苦慮するなどして、英作文にはもっと時間はかかるかもしれません。しかし型が身についてきて、各テーマについて自分の主張をサポートする3つの理由を出せるようになってくると全体の作成時間は必ず短縮できると思います。
また、英作文で時間確保が必要な理由として単語や語彙対応があげられます。英検は紙の答案に鉛筆やシャーペンで記入しますし、TOEIC WritingはCBTとして実際にパソコンでタイピング入力を行います。この時に単語のスペルを正確に書く必要があります。パソコンにキーボードで入力するときはMicrosoft Wordではスペル修正機能が入っていますが、TOEIC WritingのCBTではその機能がありません。よってスペルを忘れているとその単語を試験で使えないという事態が発生します。最近の単語学習ではスペルを目で見て音で覚える学習を行っている方が多く、スペルを書くこと自体がレアケースになっているかもしれません。すべての英単語のスペルを覚える必要はないかもしれませんが、試験で使いそうな英単語はスペルを間違えずに書く練習をしておいた方がよいということです。これは毎日1テーマの英作文を作成しているときに自分がよく使う英単語が何かということが見えてきます。そうした単語は書けるようにしておきたいということです。毎日の英作文の時間の確保にはこうした英単語のスペルチェックも計算にいれておきたいところです。自分ではスペルミスは気づきにくいですが、最近は生成AIを活用することによりスペルミスも見つけやすくなっていると思います。
また、語彙を増やすことも重要です。例えば同じ意味で違う単語でよく使うものはセットで覚えていくのがよいと思います。「重要な」という意味ではimportantという単語が思い浮かぶとします。もし、与えられたテーマについて、自身の結論をサポートする3つの理由の①②③においてそれぞれ「重要だ」といいたい場合にすべてimportantを使うと採点時に語彙不足と認定されると聞いたことがあります。よって同様な意味をもつcrucial とか vitalという単語を覚えて使い分けを行うことができます。自分が毎日作成した英作文ではスペルの他に同じ単語を何度も使っていないかをチェックすることが大切です。例えば次のような例があります。
理由① 栄養バランスの良い食事をとることは重要である It is important to eat nutritious food
理由② 定期的に運動をすることは重要である It is crucial to exercise regularly.
理由③ 十分な睡眠時間をとることは重要である It is vital to get enough sleep
*このように、同じ「重要」という意味でも、理由ごとに異なる語彙を使うことを意識していました。
これも以前は手間のかかる作業でしたが、使った単語で言い換えすべき単語はないかなどは、今は生成AIを活用することで、ニュアンスも含めて確認できるのではないかと思います。

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