50代後半からの英検1級合格法 第2回(英単語編その①)

泥臭さの極致。英単語とどう向き合ったのか?

(何度も心を折られる英単語) 英検1級の最初の設問は英単語・熟語で25問あります。書店や英検の公式サイトで過去問を見た方ならわかると思いますが、この25問を見たときに多くの方は驚愕するのではないかと思います。もちろん私もそうでした。1問ぐらい知っている単語はあるかと思いましたが最初から最後まで初見の英単語ばかりです。過去数年分の単語問題だけをみてもそのとおりでした。まさに心を折られました。これを突破するにはどうすればよいのだろうか?途方にくれました。前回のブログで1次試験突破のためには約7割の正答率が必要ということでしたので英単語パーツは18問程度は正解したいところです。ネット記事や動画などで関連記事をチェックし、まずは英単語のテキストを1冊仕上げることにしました。メジャーな書籍である旺文社の「パス単英検1級(第5版)」を購入しました。難易度別に単語がAからCまで分かれており、Aは何度か見たことのある単語が並んでいますが、Cになると見たことがないものがほとんどでした。最初は英単語ごとに連想させる絵をテキストに書いて、その絵から日本語訳を連想させる方法で覚えようとしました。しかしこの方法は時間がかかるばかりでなく、絵を思いだしてから単語の意味を思い出すまで時間がかかるので効率が悪くて途中でやめました。

(期限から逆算してスケジュールを立てる)英検1級の試験は年3回、1月、5月、10月にありました。5月頃に10月の1次試験突破を目指して約4か月間で学習計画を立てました。全体の学習計画については以前のブログやnoteに掲載しましたので今回は英単語の学習計画のみについて触れます。パス単の掲載単語数は約2,400語でした。この1冊をまず完璧にするために5回転はしようと思いました。

2400語を5回転する。つまり、

  • 2400語 × 5周 = 12000語接触
  • 120日で割る
  • 1日100語ペース

これは今から考えるとかなり無謀な計画でしたが、きついとか無理とかではなく、まず気持ちでやり切ると決めることにしました。断固たる決意をしたわけです。

(1日3回は100語を回す) 100語を1日でマスターし、さらに翌日新しい100語に取り組むのは本当に心が折れます。そこで覚えても忘れることを当たり前の前提とし、1日に100語に触れる回数を増やすことにしました。具体的には最低でも1日3回、朝・昼・晩に同じ100語に触れるということです。この時は左ページの英単語をみて右ページの日本語の意味を1秒で意味を思い出せるかを繰り返し確認しました。考えて単語を思い出していては本番では使えません。よって1秒で思い出すことのできない単語にはチェックをいれて、あとでチェックを入れた単語を中心に再度繰り返します。Cパートになると10単語のうち7-8語はほぼチェックが入りました。100語を1周終えたときには80-90語はもう曖昧な状態になっていました。それでも朝、昼、晩に行います。時間があればそれ以外の時間帯のとき単語に触れます。仕事の合間や電車での移動時間、食事時などスキマ時間が5~10分でもあれば単語の勉強を行います。2日目に新しい100語を開始しますが、その前に前日にチェックが入った単語は復習を行ってから開始します。よって2日目、3日目になるとそれまでの覚えることができなかった単語も積みあがってくるので相当厳しい日々が続きます。しかしやると決めた以上はこの訓練を続けました。1日2-3時間を英単語の学習に使った日もありました。不思議なもので、最初は全く覚えられなかった単語でも、毎日何度も触れていると、少しずつ「見覚えがある単語」に変わっていきました。

 

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