2025年末から始めた、週1回・75分のオンライン発音矯正レッスン。講師は日本語が堪能な外国人ですが、受講にあたって私は迷わず「厳しめ」の指導を選択しました 。
レッスンでは、事前に録音して提出した2分程度のシャドーイング音源を1文ずつ精査し、発音できていない単語やリンキング(音の繋がり)を徹底的にチェックされます 。その他にも、毎週100個の英単語を即座に日本語から英語へ変換するテストや、海外ニュースの語彙チェックなど、内容は多岐にわたります 。発音の矯正だけでも時間はあっという間に過ぎるため、私は毎回レッスンを録音し、後で指摘された箇所を何度も耳で追い返しています 。音は目で見返せないからこそ、耳で追う復習が欠かせないのです 。
このレッスンの準備として、私は毎日、朝・昼・夜の3回、それぞれ15分程度のトレーニングを欠かしません 。マイクロスピーカーに録音した音源を0.75倍速に落とし、聞こえた音をそのまま口に出す作業を繰り返しています 。
当初、私は「量」で解決しようとしていました。どんな学習も、まずは質より量をこなすことが重要だと、これまでの人生で体験してきたからです 。しかし、いくら練習してもコーチからは注意を受け続け、なぜ成果が出ないのかと悩む日々が続きました 。
そこで気づいたのは、単に喋るだけでは「正しく発音できているか」を自分自身で客観的に判断できないという、残酷な事実です 。
現在は、非常に手間のかかる方法を採用しています。片耳でイヤホンから音源を聞きながら、もう片方の耳で自分の声を直接聞く。同時にPCのレコーダーで録音し、後でその音声を客観的に聞き直すのです 。録音を聞きながら、スクリプト上で言えていない単語を一つずつチェックしていく。この泥臭い作業を続けることで、ようやく自分の真の課題が見えてきました 。
例えば「r」の音。舌を大きく巻き、口のどこにも付けないようにと指導されます 。自分ではできているつもりでも、コーチからは「まだどこかに舌が当たっている」と即座に指摘が入ります 。「もっと喉の奥まで巻いて」と言われても、一朝一夕には改善できません 。
何度も心が折れそうになりますが、この「気づき」と「修正」の繰り返しこそが、本物のスキルを形作ると信じています。少しずつですが、この孤独な反復が、私の確かな習慣になりつつあります 。

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